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番組審議会

Program Council

JOY FM 83.2 FM MIYAZAKI

第449番組審議会

1.開催日時

令和7年7月15日(火)16:00~17:00

2.開催場所

エフエム宮崎本社 会議室

3.出席者

出席委員数6名

出席委員の氏名

委員長 阿部 行雄
道本 晋一、奥津 陽子、落合 敬史郎、崎田 さおり、塩月 隆弘

会社側出席者の氏名

代表取締役社長     黒木 俊郎
専務取締役       佐土原 浩
編成制作部部長     吉良 力郎

4.議題

番組審議

5.審議の内容

事務局 今回審議いただきますのは、毎週金曜日、17:05~19:00にお送りしています、自社制作番組「Weekend Jam」です。試聴は7月11日放送分のダイジェストです。それでは宜しくお願いします。
委員12時間という放送の中で構成がしっかりしており、流れるように番組が進んでいく様子が見事だと感じた。「フラッシュバックHOT3」や「ニューディスクJAM」コーナーでの曲紹介では、曲の説明を語りすぎず、的確で上手いという印象を受けた。今回の視聴では聴けなかった「GADORO特集」や「アーティストJAM」コーナーもあり、聴き応えがある番組だ。聴き手の好みの曲や知っている曲がかからなくても、良い気分で聴ける番組だと思った。
委員2金曜夕方という時間帯に、一週間を終えて、何か別のことをしながら聴くには、非常に流れが良く、流れるようなトークで安定感があり、心地良い番組に仕上がっていると思った。曲の合間に、高校野球のジンクスの話やディレクターが高校野球の実況中継をしているという話といった季節的な話も盛り込まれており、リスナーの興味を引くような構成だと感じた。選曲も、様々なジャンルから万遍なく選ばれており、バラエティに富んでいると思う。リスナーからのメッセージを交えながら進行していく点も良く、全体的に飽きさせない工夫がされている。今日は聴けなかったが、「GADORO特集」も、ラップを普段聴かない私でも、聴いてみたいと思わせるような、興味を引く構成になっていると感じた。聴かせるだけでなく、音楽の裾野、聴く人の裾野を広げていく役割もあるのではないかと思った。
委員3ポッキーの良いところは、尻上がりの言葉遣いやフランクなところ、また、リクエスト一つ一つでも、その人を応援できる言葉が良いと思った。有満ディレクターの活躍を何度か強調していたが、ポッキーが彼を応援している姿勢が良いと思った。選曲は、いま流行りの曲が多いと感じて、ポッキーならではであり、常に進化し続けているところが、ポッキー良さなのだと思った。
委員41曲目の「青と夏」の選曲からトークへの流れは非常に繋がりがあり、良いと思った。「青と夏」自体が、自分たちの世代では青春の歌で、ミュージックビデオも高校の風景などが多く使われていることから、夏の甲子園という話題にトークを繋げるのは、夏という一体感と青春というものを強く感じさせた。全体的な選曲も、邦楽ロック、ヒップホップ、アイドル、洋楽と幅広い。最近は音楽自体もサブスクが解禁され、一人一人の曲の好みの幅が広がっていると感じる。サブスクで色々な曲を知り、聴くという環境があるからこそ、この番組は今まで知らなかった曲との出会いのきっかけになるという点で、非常に良い番組だと思った。曲の紹介でもワンフレーズを流すだけでなく、リスナーが興味を持ち、聴きたくなるような内容を、時には強調を使いながら、感情を込めてトークしており、番組中の知らない曲も聴いてみようと思うなど、リスナーが新しい曲を発掘するという面で、良いきっかけになる番組だ。「GADORO特集」も、自分がGADORO好きということもあり、ファンの視点で聴いたが、ファンもファン以外も興味を持ってくれる紹介の仕方だと思った。GADOROは宮崎出身で、ミュージックビデオに宮崎の有名な場所を取り上げており、エフエム宮崎とGADOROが一体となって宮崎を盛り上げているという面でも素晴らしい紹介だと思った。
委員5 ポッキーはベテランであり、経験豊富だからこそ、この番組ができているのではないかと思った。曲紹介やメッセージ紹介のテンポの良さ、しっかりと言葉を選んで曲を紹介している部分などを含め、全体的に若い人が聴いても、年配の方が聴いても、曲を知らない人が聴いても、聴き応えや聴きやすさなど、全てを含めてバランスの良い番組になっているのではないかと思った。FMらしい、ポッキーらしい番組に仕上がってきている。「ニューディスクJAM」なども、全く知らない新しい曲も、○○の番組で使われているといった情報を紹介しているので、興味を持ちやすいと思った。「フラッシュバックHOT3」は今回、2000年の洋楽ランキングだったが、懐かしさを感じつつ2000年にはこんな曲があったんだと掘り起こす部分もあって良いと思った。全体的に、曲を紹介しながら曲を流すというのはラジオらしいが、最近の若い人が聴くと新しいコンテンツだと感じるのではないか。
委員6 今回の2時間の進行表を見て、純然たる音楽番組だということを痛感した。進め方は、旧来のオールドパターンのDJ像を彷彿させるところをまだ残していると感じた。ラジオらしいトークのあり方、流す曲の周辺の情報量が非常に適切だと感じた。多くを喋らないことで、昔言われていたように曲を優先する姿勢が見られる。喋る量をなるべく簡潔にしつつも、情報量を落とさないというガイド方法でリスナーを曲へと導いている手法が良いと感じた。音楽番組の担当として1つの模範ではないかと思う。例えば、この番組ではオープニングが約3分だが、相方がいると10分くらいかかる。1人担当の番組、特に音楽番組では、導入で番組の質が半分くらい決まってしまうと思う。オープニングから全体のコーナーへの移転の進め方も、進行表を見ても老練で良い出来だと感じた。DJとしてあまり慣れてしまうと、独善的、一方的な姿勢になりがちだが、ポッキーは極めて上手く抑えていると思う。DJの王道を行くポッキーだと改めて思った。リクエストコーナーも設けている点は、リスナーとの繋がりを広げていると思う。DJが一方的に自分の選択を押し付けるのではなく、リスナーを大事にしている姿勢がリクエストコーナーに表れていると思った。
事務局

次回開催 令和7年9月16日(火)15:00~16:00