第446番組審議会
1.開催日時
令和7年4月15日(火)15:00~16:00
2.開催場所
エフエム宮崎本社 会議室
3.出席者
出席委員数5名
出席委員の氏名
委員長 阿部 行雄
道本 晋一、落合 敬史郎、松田 秀人、塩月 隆弘
会社側出席者の氏名
代表取締役社長 黒木 俊郎
専務取締役 佐土原 浩
編成制作部部長 吉良 力郎
4.議題
番組審議
5.審議の内容
事務局 | 今回審議いただきますのは、毎週月~木曜日、8:20~10:55にお送りしています、自社制作番組「ハイブリッド・モーニング」です。試聴は4月10日放送分のダイジェストです。それでは宜しくお願いします。 |
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委員1 | 木村と児玉の声が爽やかで、心地よいと感じられる。二人の息も合っており、長年のコンビとしての連携が取れている。「チェック・ザ・カルチャー」のコーナーでは、セントラルシネマの担当者が映画情報を紹介しており、映画に詳しくない人にとっても興味深い内容となっている。エンディングについて、やや長いと感じられた。お便りの紹介などをコーナーの合間に分散させることで、聴きやすくなるのではないか。 |
委員2 | 木村と児玉の息は長年培われたものであり、アイコンタクトも取れているように感じられる。午前中の番組として出演者の声のトーンや喋り方が定着しており、番組を聴くと「午前中だな」と感じられる。児玉のコメントは機転が利いており、その場に応じて様々な視点からの意見を述べている。リスナーとの距離が近く、リスナーの雰囲気が耳恋と異なる。耳恋は投稿するリスナーが受け狙いやギャグ狙いであるのに対し、ハイブリは家族の愚痴や悩みなどが多い。これは、ハイブリがリスナーの身近な存在であるからこそ、本音が出やすいことを示している。「ザ・ランキング」のコーナーは、全国的なインターネットリサーチの結果が紹介されており有益な情報源となっているが、宮崎の情報も紹介することで地域性を加味できるのではないか。「チェック・ザ・カルチャー」のコーナーは有益な情報源であり、映画に興味がない人でも足を運びたくなるような魅力がある。 |
委員3 | 番組全体を通して4月という季節感が漂っている。オープニングでは衣替えの話題が出ており、季節の話題を提供している。児玉が総務を担当したという話から、木村が話題を広げ、盛り上げていた。「ザ・ランキング」のコーナーでは、美味しいウインナーソーセージランキングが紹介され、弁当の献立に悩む母親や父親にとって有益な情報源となっている。「チェック・ザ・カルチャー」のコーナーでは、1つの作品をピックアップし、ゲストが分かりやすく説明している。木村は「トム・ハンクスのフォレスト・ガンプが好きだ」というエピソードを交えながら、興味をそそる内容を提供していた。エンディングでは、リスナーからの様々な便りが紹介されている。入学式など、新たな息吹を感じさせるものもあれば、4月からの不安を吐露するものもある。木村は「辛かったら逃げ出しても良い。心と体の健康を大事にしてほしい」というメッセージを送っており、リスナーの心を掴む要素になっていると感じた。 |
委員4 | 若者の視点から見ると、8時台のエンディングで紹介されたTikTokで流行しているチキンバナナダンスは、親しみやすい話題だ。SNSをよく利用する若者にとって、身近な話題に触れることができるのは喜ばしい。世代間の話題の隔たりを解消するきっかけになるのではないか。番組全体を通して地元感や季節感を感じることができ、地元にいる安心感を得られる。SNSで番組の様子を配信することで、リスナーが新しい楽しみ方を発見できるのではないか。 |
委員5 | 木村が20年、児玉が13年、番組を担当していることから、安定感があり、脱線することがない。生活情報番組であるため、奇をてらう必要はなく、淡々と身の丈に合った情報を提供すれば良い。出演者2人は番組の象徴的な存在であり、特に木村はFMのメインキャスターとして、その存在感を示している。2人のコンビはオーソドックスであり、語り口も親しみやすい。爽快感と清潔感を伴っており、爽やかな午前中の番組となっている。オープニングは、気象情報などの生活に直結する情報を加えることで番組の導入部として成功する場合もあるが、素材次第では退屈さを感じさせる可能性もある。エンディングは、メッセージ紹介に偏っているため、紹介は別枠に分散させることを検討すべきである。2~3分程度で番組を締めくくることが望ましい。飲料メーカーの名前を出していたが、連呼する必要はないのではないか。また遠回しな表現を用いるなどの工夫が求められる。 |
事務局 | 次回開催 令和7年5月20日(火)15:00~16:00 |