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番組審議会

Program Council

JOY FM 83.2 FM MIYAZAKI

第421番組審議会

1.開催日時

令和5年1月17日(火)15:00~16:00

2.開催場所

エフエム宮崎本社 1階会議室

3.出席者

出席委員数6名

出席委員の氏名

委員長 阿部 行雄
道本 晋一、奥津 陽子、川路 善彦、松田 秀人、樋口 歩花

会社側出席者の氏名

代表取締役社長     黒木 俊郎
専務取締役       佐土原 浩
編成制作部部長     吉良 力郎

4.議題

番組審議

5.審議の内容

事務局今回審議いただきますのは、毎週月~木曜日、17:15~19:55にお送りしています、自社制作番組「レディオパラダイス耳が恋した」です。試聴は1月12日放送分のダイジェストです。それでは宜しくお願いします。
委員1元気いっぱいでリスナーの気を引くのが上手いと思った。二人の話す内容はもちろん、シローと加藤の掛け合いも面白いと感じた。木曜日だけ男性二人のコンビなので雰囲気が違う。他愛もない会話が多く、居酒屋で話を聞いているような感覚を持った。終盤でシローが番組を楽しいと言っていたが、それを聞いたリスナーも楽しくなるような深さを感じた。
委員2木曜日だけ男性二人のコンビということで、会話の口調から雰囲気まで他曜日と変化がつけられて良いと思う。個人的な感想だが、月~水曜日のコンビはマイクを通してラジオを聴かせようという喋りになっているが、木曜日だけインターネットの映像配信の音声だけを聴いているような感じを受けた。シローはあまり変わりがないので、加藤の喋りがそうさせているのではないか。喋りの技術がラジオのパーソナリティーとして成熟していないのかもしれない。シローも映像やステージでの仕事もしているが、そこでもラジオで培った喋りの上手さを感じさせている。ただこれからのラジオが、喋りの技術の有無で評価されていくのか、もしかしたら映像配信のように個性や知識が重視されて喋りはそこまで評価されないのか、なんとも言えないと思う。そういう意味で、今時点での加藤の喋りも良し悪しの判断はしにくいと思った。
委員3毎日生放送している番組なので作りこんでいる雰囲気がなく、男性二人がただ喋っているように聴こえるが、それが面白いところもそうでもないところもあった。ただ、それが悪いという印象は受けなかった。「大喜利ですよ」のコーナーで仮面ライダーをモチーフにしていたが、知っている人はともかく知らない人に面白さが伝わるのかと思った。男性二人のコンビは雰囲気が違うのは分かったが、それが良い印象には繋がらなかった。
委員4月~水曜日が男女のコンビなので、男性二人のコンビはオープニングから新鮮で良いと思った。最初からシローの無茶ぶりに応える感じも良かった。「大喜利ですよ」のコーナーも、リスナーの投稿もセンスがよく、二人のツッコミと相まって笑ってしまった。一日の終りに聴く時間帯なので、元気がもらえるのではないか。シローの話の引き出しの多さが凄くどんどん話を広げていくので、喋りのプロだと実感した。
委員5前のようにシローに対する手探り感も薄まり、加藤のパーソナリティーとしての成長が感じられた。物おじせずシローに突っ込んでいて、二人の仲の良さも聴いて取れた。ただ男女のコンビであれば声が重なってもある程度聴きとることが可能だが、男性二人のコンビだと声質が近いので聞き取りにくいところが目立った。たまに入るディレクターの声も内輪受けのように聴こえるので、個人的にはなくていいと思った。番組全体としては、仕事終わりに笑える良い番組だ。
委員6大衆性が感じられなかった。幅広い世代のリスナーに向けて番組は制作されるべきだと思うが、この二人にはその姿勢が感じられなかった。二人だけで内向きで無理に盛り上げようとしている風にしか感じられなかった。今回の「大喜利ですよ」のコーナーは仮面ライダーを知らない年配者には伝わらなかった。例えば何が面白いのか補足説明を入れれば、知らない世代にも伝わるのではないか。特定の世代にしか伝わらない事象を取り上げるのであれば、その背景などの説明はそのほかの世代のリスナーには必要だろう。放送人としてリスナーへの配慮を忘れないでほしい。
事務局 次回開催 令和5年2月21日(火)15:00~16:00