第428番組審議会
1.開催日時
令和5年9月19日(火)15:00~16:30
2.開催場所
エフエム宮崎本社 1階会議室
3.出席者
出席委員数7名
出席委員の氏名
委員長 阿部 行雄
道本 晋一、奥津 陽子、川路 善彦、松田 秀人、崎田 さおり、有馬 桜子
会社側出席者の氏名
代表取締役社長 黒木 俊郎
専務取締役 佐土原 浩
編成制作部部長 吉良 力郎
4.議題
番組審議、エフエム宮崎番組放送基準の改定について
5.審議の内容
事務局 | 今回審議いただきますのは、毎週金曜日、14:00~15:50にお送りしています、自社制作番組「マダムとマドカの魔女会」です。試聴は9月15日放送分のダイジェストです。それでは宜しくお願いします。 |
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委員1 | リスナーからの投稿に応えるスタイルなので、リスナーとの距離が非常に近い番組だ。二人の回答を期待して様々な投稿が届いており、それに的確に応えている。トークは二人ともキャリアが長く申し分ない。人生観の違う二人だから、上手くリスナーの質問に応えられているのだろう。ただ今回はオープニングトークが長かった。マダムの阪神優勝の話が筍な内容なので、山本の話は他のトークチャンスに回しても良かったのではないか。 |
委員2 | 番組冒頭から二人の番組という空気感が醸成されていた。山本は話題が変わるたびにその話題について深堀りしていて、真面目な方だと感じた。リスナーからの質問への答えより二人の暖かで優しい人柄が伝わってきたので、そのままの雰囲気でいて欲しい。 |
委員3 | 二人の声のトーンや喋りのテンポがよく、心地良く聴かせてもらった。ほぼリスナー投稿に応えるトークで構成されていて、他番組では聞かないリスナーも取り込んでいると感じた。二人のキャラクターも番組の性質もリスナーに認知されているので、二人の返しを楽しみにしているリスナーが多いのだろう。相談内容の幅も広く、トークの聴きごたえもある番組だ。オープニングは長さをうまく調整して欲しい。全体的には他番組との差別化が図られていて、なくてはならない番組になりつつあると感じた。 |
委員4 | 確かに今回、オープニングトークが長かった。ただスムーズに進行しているので、違和感はなかった。聴くと楽しいし話題も豊富だ。マダムは番組開始当初のような毒はなくなったが、まるで素のように自然体で話しているのでこのままでも問題ないだろう。ただコーナーやテーマを設けない番組なので、真摯に向き合って聴くというよりも気軽に聴き流すタイプの番組だろう。 |
委員5 | リスナー層は車で移動している人、仕事している人、主婦などが多いのではないか。またリスナーも、この二人だから質問しやすいのだろう。特にマダムだからこそ相談を聞いてもらいたいと思っているリスナーが多いと感じる。 |
委員6 | 番組のほとんどのトークチャンスが打ち合わせのできないアドリブ的な内容だが、それを聴くのがこの番組の楽しみ方ではないか。二人の会話が心地よく共感できるリスナーであれば楽しめるだろう。オープニングトークも長かったが、そういう意味では悪くないのではと思った。 |
委員7 | オープニングは番組へリスナーの耳を集めるための助走のようなものなので、公益性のあるテーマに加えてどちらかの私生活にまつわる話だけなど、ある程度、話題を絞って簡潔にした方が良いだろう。今回のオープニングトークはあちこち話が飛び過ぎたから長くなってしまっていた。番組の紹介時間としては雑な作りだ。もう少しクオリティの高い話題を、絞って提供して欲しい。それから山本が「○○じゃないですか」というフレーズを多用しているのが、とても耳障りだ。しっかりとした言葉遣いを心掛けて欲しい。 |
事務局 | 今回は番組審議後に、このほど「民放連 放送基準」が改正され2024年4月1日に施行されるのに伴い、弊社では改正された同基準を自社の番組基準として引き続き準用したいと考え、放送法第6条第3項に基づき、「エフエム宮崎 放送番組基準」の一部変更を諮問。「エフエム宮崎 放送番組基準」の一部変更について、変更箇所を説明し、改正が「妥当である」との答申を得ました。 |
事務局 | 次回開催 令和5年10月17日(火)15:00~16:00 |