第430番組審議会
1.開催日時
令和5年11月21日(火)15:00~16:00
2.開催場所
エフエム宮崎本社 1階会議室
3.出席者
出席委員数7名
出席委員の氏名
委員長 阿部 行雄
道本 晋一、奥津 陽子、川路 善彦、松田 秀人、崎田 さおり、有馬 桜子
会社側出席者の氏名
代表取締役社長 黒木 俊郎
専務取締役 佐土原 浩
編成制作部部長 吉良 力郎
4.議題
番組審議
5.審議の内容
事務局 | 今回審議いただきますのは、毎週月~木曜日、17:15~19:55にお送りしています、自社制作番組「レディオパラダイス耳が恋した」です。試聴は11月13日放送分のダイジェストです。それでは宜しくお願いします。 |
---|---|
委員1 | コレナガもアシスタント歴が長くなってきたので、自分を出しながら上手く掛け合いができるようになっている。シローと声質や喋るテンポが違うので、聴きやすい。「キーワード最強コロシアム」は、これまでの経緯が分からず冒頭のナレーションに関するやり取りに気を取られてしまったため、コーナーの内容が最初は掴めなかった。言葉の響きやイメージで優劣を競うという企画は、ラジオならではだ。またリスナー投稿で成り立つ企画なので面白いものからそうでないものまで出てきたが、シローの表現力で面白くさせている点は凄いと感じた。シローのアドリブも番組の楽しさの一つだろう。毎回、審議で取り上げられるオープニングの長さも、シローの演出の匙加減だと思うので問題ないだろう。 |
委員2 | オープニングは、ビッグバンドやゴルフの話題は興味が持てたが、コレナガを弄っていた部分はやり過ぎになるのではと心配した。ただ昨今、ラジオやテレビでそのような内容を見聞きすることが殆どなくなったので、面白がっている自分もいた。もちろん前提は、弄り過ぎは駄目だ。「キーワード最強コロシアム」は、最初、内容が分からなかったが聴いているうちに分かってきた。投稿で成り立つ企画なので、面白さの有無は回によって変わるだろう。 |
委員3 | シローは病み上がりであっても面白かった。「キーワード最強コロシアム」は、最初はちんぷんかんぷんだったが、意外と面白く、リスナーの発想力にも驚かされた。リスナー投稿で番組を成立させているシローの力量がリスナーを「一緒に番組を作っている」という気持ちにさせているので、20年余りにわたって支持されている理由だろう。シローの人柄も番組の魅力の一つだと気づかされた |
委員4 | 最初から心を掴まれるようなオープニングで、声のトーンや掛け合いの内容など、週のはじまりで憂鬱になりがちな月曜日のこの時間を楽しくしてくれる番組だ。 |
委員5 | オープニングは、二人の掛け合いが絶妙で、中身がない話をシローの語り口で面白く仕上げている。コレナガへの弄りについては、二人の良好な関係性が番組の中で示されているので、許されている部分があると感じた。「キーワード最強コロシアム」は、言葉遊びゲームだけにラジオでしかできないコーナーだろう。リスナーの発想力も凄いが、シローの料理の仕方にコレナガのサポートが加わってさらに良い企画になっている。全体的にシローのキャラクターや経験に裏打ちされた番組だが、適度なふざけ加減などがリスナーを元気づけてくれるようになっている。 |
委員6 | オープニングが長く中身もないが、この中でシローがテンションを高めて本番に入っていくための準備運動として必要なのだろう。コレナガもその温度にあわせて一緒にスタートを切っている印象で、十分、成立していると思った。10月からの新コーナー「キーワード最強コロシアム」は、導入して正解だ。以前のコーナーは、内容は良かったが長く続けすぎてマンネリ化を感じていたし、文章を投稿するスタイルのため間延び感や聞き解く難しさを感じていた。新コーナーは言葉を取り上げているのでテンポも良く、ルールも聞いていれば分かるので、参加型コーナーに向いている。投稿者に県外の方がいらしたことで、ラジコ効果で全国から投稿がされているエフエム宮崎を代表する番組なんだと実感した。 |
委員7 | コレナガは、シローに対しての即興的なリアクションがリズミカルになってきた。シローへの向き合い方を会得した証左だろう。シローは4人のパーソナリティそれぞれとの距離感を持っていると思うが、コレナガはエネルギッシュで内に持っている素養がついてきている。コレナガへの弄りについては、あまり不快さは感じなかった。もちろんハラスメントの観点から行き過ぎた表現は慎むべきだが、自粛しすぎると個性を喪失させかねないと考える。難しいと思うが、出演者とスタッフあわせてしっかりと限度を見極めて欲しい。 |
事務局 | 次回開催 令和5年12月19日(火)15:00~16:00 |