2023年10月6日
【ビストロひなた】しいたけ
今週は 日向市 に行ってきました!

お話を伺ったのは、原木しいたけの栽培と干ししいたけの製造を行う
株式会社 本吉 黒田利光さん 尾畑美香子さん です。

日向市東郷町にある原木しいたけの栽培所は、
100m×30mという広大な面積に原木がなんと3万本!!
菌の数でいうと150万にもなるそうです!!しかもこれは一部…
生しいたけには、大きく分けて「原木しいたけ」と「菌床しいたけ」があります。
「原木しいたけ」は、クヌギ・ナラの木などをもとに種駒を打ちこんで自然界でしいたけを発生させるのに対し、
「菌床しいたけ」は、おがくずなどを固めてブロックにして人工的に発生させます。
私たちが普段口にしているのは、ほとんどが年中出回っている「菌床しいたけ」。
これからが旬の「原木しいたけ」は、コリコリとした歯ごたえも特徴の一つです。
「原木しいたけ」は珍しいので、ぜひ見かけたら手に取ってみてくださいね!
干ししいたけにも、大きく分けて「どんこ」「香信」の2種類あります。

「どんこ」は肉厚でまん丸、「香信」は薄く開いた状態。
花で例えると、「どんこ」が芽、「香信」が花、ざっくり言うと成長過程の違いだそうです。
肉厚な「どんこ」も人気ですが、「香信」は戻りが早く、その名の通り香りも良いんです。
実は宮崎県、干ししいたけの生産量が全国2位!
干ししいたけは水で戻した後も、冷凍保存がきくそうですよ!
うまみが多いので、ぜひ煮物などにご利用ください♪
天日干しによって、生しいたけよりビタミンDも豊富です。
生しいたけと干ししいたけ、
さらには生なら「原木」と「菌床」、干しなら「どんこ」と「香信」
しいたけマスターになってうまく使い分けたいですね!
株式会社「本吉」さんの原木しいたけ、干ししいたけは
宮崎市のハーティーながやま、道の駅日向、日向駅の売店などで購入できます♪
株式会社 本吉