1.開催日時

令和4年7月19日（火）15:00～16:00

2.開催場所

エフエム宮崎本社 1階会議室

3.出席者

出席委員数 7名

出席委員の氏名

委員長 阿部 行雄
道本 晋一、奥津 陽子、川路 善彦、松田 秀人、崎田 さおり、樋口 歩花

会社側出席者の氏名

代表取締役社長 　　　 黒木 俊郎
専務取締役　　 　　　佐土原 浩
編成制作部部長　　　  吉良 力郎

4.議題

番組審議

5.審議の内容

事務局	今回審議いただきますのは、毎週月～木曜日、１４：００～１５：４４にお送りしています、自社制作番組「グッドタイム」です。試聴は７月１１日放送分のダイジェストです。それでは宜しくお願いします。
委員1	樋口は聴取者目線で話しているところが多い。オープニングで「きょうは真珠・パールがテーマ」だと説明していて、コンセプトを話して番組を進めている点が良かった。また「肉を変えればカレーが変わる」といった話から主婦となった樋口が垣間見えたのと、肉の価値や美味しさを伝えていて金額ではなく美味しさを伝えている点に感心した。リスナーに共感させるトーク力が樋口の魅力だろう。
委員2	以前から定評のある樋口なので、休養からの復帰もスムーズな印象を持った。コーナーの内容を紹介する時もとても丁寧で好感が持てたし、事前に調べてきた内容も自分の言葉で伝えることができていて、それに自分の意見や想いをしっかりと加えているところが樋口らしいと感じた。言葉の強弱などラジオならではの微妙な表現にも一つ一つ丁寧に気を使っているように感じられた。樋口はこれから無茶ぶりなコーナーなどがあっても、何かしら丁寧に掘り下げることで自分らしさに転換することができる技術を持っていることが伝わった。これからも長く続けていって欲しい。
委員3	初めてこの番組を聞いたが、樋口の声がすごく聞き取りやすかった。オープニングでその日の内容を紹介しているので、分かりやすかった。またオープニングが短かったので内容がすっと頭に入ってきた。肉の話も言葉選びがすごく上手で、聴取者が買いたくなるように話していたのに感心した。
委員4	オープニングは、海に行きたくなるようなＢＧＭと明るくはっきりした喋りで子供をプールに連れて行ったことを話していて、面白く好感を持って番組を聞き始めることができた。これからの番組の内容を大まかに説明するところなど、非常に良かった。一人デビューをテーマにしたメッセージで一人映画の投稿を紹介していたが、共感するような内容でラジオと一体となって聞けたような気がした。非常に落ち着いて聞けたので身近な番組と感じられた。ただお肉の話が、話題として話しているのか生ＣＭなのかが分からなかった。その差別化を図った方がリスナーに親切なのではと思った。
委員5	朝のように元気づける時間でも夕方のようにはしゃぐ時間でもない、絶妙な時間帯にあたたかさの感じられる声のトーンで喋っていて、この時間帯にふさわしいパーソナリティーだと感じた。オープニングは程よい長さと程よいテーマの提示があり、すっと番組に入っていけた。３時台冒頭でも再び丁寧に内容を紹介しているので、聞きやすかった。他の多くのパーソナリティーの番組が、常連を相手にするような“分かっていて聞く”番組作りをしている中で、一見さんでも聞けるように気をつけているのだろう。お肉の話も映画の話も、夜帰宅して家族と話すなり飲み会の席で話すなり盛り上がる話題が提示できていた。
委員6	樋口の喋りは丁寧で分かりやすい。強弱のつけ方も上手でテンポも良く聞きやすい。全体的に好感を持って聞ける喋り方だ。オープニングでの「齢４０にして…」など、古風な言い回しが丁寧さを醸し出していて良かった。よるへのわだいコーナーやリスナー投稿へのコメントが、共感できるような内容や新たな捉え方なども提示していて聞きやすかった。
委員7	樋口、よくぞ戻ってきてくれた。二人組にはない、一人語りの落ち着いた趣向のいい番組だと思って聞いた。復帰後の喋りは以前と変わらず、目の前にリスナーがいることを常に意識して語りかけていて、それで言葉が柔らかく通りがよくなる効果を得られているのだろう。非常にＦＭらしい良質な番組だと感じた。適度に生活臭も織り込みながらのトークは、リスナーに親近感を与えている。まさにラジオ版「暮らしの手帖」だ。「ハイブリッド・モーニング」とは違う質のいい生活情報番組だ。２時間近くを一人で担当しているとどうしても一本調子になりがちだが、ゲストが登場するコーナー「カラダグッドタイム」などが入ることで新たな知識が取り込まれるとともに、全体が引き締まる効果も得られている。語り口がアナウンサー的で、背伸びをすることなく普段着の自分を出していると感じられる、良質な番組だ。
事務局	次回開催 令和4年9月20日（火）15:00～16:00